会長挨拶

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平成24年の新たな年を迎えて

社団法人山形県看護協会 会長 川村良子

 平成24年の新たな年を迎え、皆さまには、保健・医療・福祉・在宅ケア・教育にと、お力を注いでいただいていることを心より感謝申し上げます。
 また、私たちは、昨年発生しました東日本大震災と原発問題に対し、被災されました方々と被災地の復旧・復興に向け、引き続き連携・協働の絆を強くし、力を注いでいかなければならないと考えております。

 今、世界中の国々の混乱状況が、日々ニュースで伝えられてきております。その混乱が未来に向かって良い方向となっていくのかどうか、私たちは見守っていかなければならないと感じております。日本においても、増税に伴う社会保障・税の一体改革の論議、TPPの論議、原発の論議、年金の論議など、政治の混乱が、日本の行くべき道・方向性が一般国民に見えなくしている様にも感じております。
 しかし、私たちは、東日本大震災を通して多くの学びから、それぞれが前を向いて歩み出していることを実感しております。看護の12月号に北海道大学大学院農学研究院 長谷川英祐准教授が“なぜ人だけが看護をするのか”という今月のことばがありました。その中に“「助ける対象である他者」を「大切だ」と思う心なしに看護や医療は成り立つでしょうか”という文面がありました。
 一人ひとりが、常日頃から、人を大切にする気持ちを持ち、自分を信じ、周りの人々を信じ、時に、自分の言動や仕事、日々の生活や活動を反省し評価を行いながら、歩んでいければと思っております。

 現在、山形県看護協会においては、平成23年度の活動内容の評価を行うとともに、平成24年度の6支部を含む事業計画(案)の作成と公益社団法人に向けての作業を行っているところです。それには、山形県看護協会の基本理念を基に、行くべき方向性を見失わないように、皆さまのご協力とご支援をいただければ有り難く思います。
 最後に、今年一年が、保健師・助産師・看護師・准看護師として活動されている皆さま、そして看護職を見守っていただいている皆さまとともに、連携(互いに連絡をとり協力して物事を行うこと)・協働(同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと)の絆を強くし、人々の健康と福祉の向上に努めていければと考えております。