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会長挨拶

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会長あいさつ・平成29年を迎えて
「職場を超えた看護のつながりを大切にしてネットワークをつくろう」

公益社団法人山形県看護協会
会長 井上栄子

 新年あけましておめでとうございます。年頭にあたりまして一言ごあいさつ申し上げます。
 日頃より、山形県看護協会の事業にご支援とご協力をいただき、無事に新しい年を迎えることができましたこと、心から感謝申し上げます。
 山形県看護協会は、平成28年度日本看護協会の3つのモデル事業に取り組んでおります。1つ目は、「都道府県看護協会地区支部等における高齢者および認知症者支援のための看護職連携モデル事業」です。庄内地区において看護管理者ネットワーク会議の設立をサポートし、団体の活動を事業として展開しています。地域包括ケアシステム構築に向けて看護管理者のネットワークを強化し、地域での看護職連携・多職種連携で「暮らしと医療」を繋いでほしいと思います。
 2つ目は、「県医療勤務環境改善支援センターと連携したWLB推進モデル事業」です。この事業は、人材確保が困難といわれる200床未満の中規模病院等が対象で、当県では3つの病院が参加しています。3施設は看護職だけでなく医療機関に勤務する全職種を対象にしたインデックス調査の結果をベースに、課題解決のアクションプランを立案し、目標達成に向けて取り組んでいます。質の高い人材を確保するには働きつづけられる環境の整備が不可欠であり、当協会は今後も勤務環境改善を推進していきます。
 3つ目は、「訪問看護における人材活用試行事業」です。この事業は病院看護師が訪問看護ステーションに在籍出向する試行事業で、現在一人の看護師が出向しております。地域で看護人材を育成し活用するには、出向システムを継続できるような仕組みづくりが必要と考えています。
 平成28年9月、山形県において、2025年の高度急性期から慢性期に至る4つの医療機能の需要を推計し病床数を整備する地域医療構想(ビジョン)が策定されました。医療機関は今後の少子高齢多死社会の進展を踏まえ、病床機能の見直しが図られ、将来どのような機能を有するのかあらためて組織の理念やビジョンを確認する事に迫られています。また、効率的な医療サービスを提供することはもとより、地域の特性や課題をとらえ、地域包括ケアシステムの構築に積極的に参画する活動の展開が求められています。
 今年は看護職全体として、地域を見据えた看護の継続と職場を超えた看護のつながりを大切にしたネットワークづくり、地域包括ケアの推進と地域の看護力強化を図っていきたいと思います。会員の皆さまにも、地域でのネットワークづくりに挑戦していただければ幸いに存じます。
 最後に皆さまにとって良い年でありますようにご祈念申し上げ新年の挨拶といたします。