看護職の皆様へ

会長挨拶

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2019(令和元)年度通常総会を終えて

~新たな時代に、未来につなげる看護の専門性が発揮できる地域づくり~

公益社団法人山形県看護協会
会長 井上栄子

 日頃より山形県看護協会の活動に対してご理解とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。この度、6月18日に山形県沖を震源とする地震による被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。山形県は、災害のない、少ない県ですが、「いつなんどき、災害が起こるかわからない時代である」と実感いたしました。1日も早いご復興をお祈り申し上げます。
 さて人生100年時代を見据えた社会の実現に向けて、どこに住んでも適切な医療・介護が安心して受けられるように、地域包括ケアシステムが進展しています。
 昨年は、さまざまな制度改正がありました。中でも「働き方改革関連法」の成立により、医療に従事する専門職の働き方、効率的な業務の在り方など大きな影響があります。質の高い医療・看護の提供のためには、健全な組織と、より良い労働環境の実現に前向きに取り組むことが求められています。
 また2020年度から、現行の認定看護師制度に、特定行為研修を組み込んだ新たな認定看護師制度が開始となるため、基盤整備が行われています。認定看護師の移行支援と、特定行為研修受講者の増加に向けて、研修や活動の紹介、情報交換等など支援していきたいと思います。
 今、看護に対して、「あらゆる場、あらゆる人に対する良質な看護の提供」が求められています。看護職は、医療と生活の質、両方の視点を持って看護すること、そして地域共生社会実現のために重要な役割が期待されています。
 今年度、国による看護職員需給推計を行うことを受け、山形県では、あらたな看護職員需給推計を実施します。それを踏まえて『山形方式・看護師等生涯サポートプログラム』の見直しをすることになっています。県行政と連携して、看護職員需給推計等の情報共有等を行い、看護学生の確保定着、看護職のキャリアアップ、再就業促進等を進めていきたいと思います。
 山形県看護協会は、看護を取り巻く今日の状況に鑑み、①地域包括ケアにおける看護提供体制の推進と地域の看護力強化②看護職の働き方改革の強化③看護の質向上と人材育成④職能委員会活動の強化と連携の推進⑤会員拡大に向けた取り組みの強化⑥継続した公益目的事業の展開として6つの重点事業を中心に取り組んでいきます。
 通常総会におきましては、会長・理事・監事等が9名改選され、新たにスタートします。
 「令和」という新たな時代に、未来につなげる看護の専門性が発揮できる地域づくりができるように支援していきたいと考えています。
 終わりに、皆さまのご健勝とご活躍をお祈り申し上げるとともに、なお一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。